現象は心の影である。

 私は昨日、家内とドライブに出かけ、夕食はよく行く回転寿司屋に行った。その時、トイレに行こうと席を立ってトイレに向かう際、混んでいて通路が狭くなっていた。すると前方からこちらに向かってくる中年の女性がいた。通路は二人がすれ違うほど広くないので私はとっさに狭くなっている通路の手前で待ち、その女性に道を譲った。そうしたらその女性は一見、気むずかしそうな顔つきの人だったが私が通路を自分に譲ったのが分かって、にこっと私に会釈して通路を通って来た。私はその時、パッと悟った。「立ち向かう人は自分の心の影である。」と。私が相手に道を譲ろうという寛大な愛他的心になった時、気むずかしそうに見えた相手もとても気持ちの良い笑顔をこちらに向けて、礼を言ってくれたのである。そして、「悪い人は具体的にいない。悪く見える人は全部、こちらの心の映しである。」と思った。

 私は正直言って、腹に据えかねる人間が何人かいる。何となく「あいつは悪い奴だ」と思っていたのである。しかし、やはり、悪い人間なんてイナイのである。現象は心の影である。如何なる悪人が映ろうとこちらの影なので本当に悪い人間ではない。

堀 浩二
by koujihori | 2010-04-26 12:23 | 信仰 | Trackback | Comments(0)
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