みにくいアヒルの子

 アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」は有名な話である。アヒルの雛の兄弟達の中で自分だけ何か違った風体で他の兄弟雛に比べて醜い、かっこ悪い、のろまだと思って悲しんでいたのが気がついて見たら実は自分はアヒルより遙かに美しくて優雅な白鳥であったという物語だが、私はこれは人間の生長にも当てはまると思う。

 谷口雅春先生御著書の「神、真理を告げ給う」には「迷いは悟りの基礎工事」という言葉が出て来る。吾等はこの世に生まれ出て来て、色々苦労する。迷う事もある。そして迷ったら色々な不調和とか病気とかの現象が出て来る。しかし、それは悟りの基礎工事であると言うのである。

 吾等は何故迷うのかと言えば、悟る為である。どうして病になるのかと言ったら健康を実感する為である。何故、力を失うかと言ったら本当の力を発揮する為である。
 困難が出て来るのはそれを克服する力を出す為である。その潜在能力が素晴らしいからこそそれを発揮する為にそれに相当する困難な問題を自ら造り出し、それを克服する事によって、内側から無限力を出し、生長するという事になるのである。それまでの迷った状態は言わば、「みにくいアヒルの子」である。

堀 浩二
by koujihori | 2010-06-21 12:28 | 信仰 | Trackback | Comments(0)
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