東京オリンピックについて

 人間に取って一番大事なのは危機が近づいている時にそれを事前に察知して、意識的にか無意識的にその危機を防ぐか回避するかが出来るかどうかのセンサーも持ち合わせているかどうかだ。
 会社でも倒産の危機が迫っている中、それを回避する為に事前に手を打てるとか事故に遭う飛行機とか列車に乗るのに何となく乗りたくなくなったとか。前者は意識的なものだが後者は無意識的なものだ。

 今、東京オリンピックで日本中がお祭り騒ぎだが、一昔前ならともかく今の地球温暖化による人類生存の危機がもうそこかしこで異常気象という目に見える形で出て来ているに拘わらず、おびただしくCO2を排出するオリンピックなどというイベントは私は今回だけでなく以前から止めるべきだという考えである。
 
 エジプトなどの砂漠地帯は太古の昔はうっそうとした森だった。しかし、文明がそれを破壊した。人間の経済活動(金儲け主義、人間第一主義)の為に自然と共生するのではなく好き放題に略奪し、破壊し、利用したのだ。

 太古の昔はまだ地域毎に経済活動が制限されていたから全地球的に緑が失われる事は無かった。しかし、現在は多国籍企業が経済活動の為に森林を伐採して、それでこれだけCO2が吸収されずにいるのだろう。その上で更に経済活動を拡大していけばもう地球温暖化は取り返しがつかないだろう。シベリアの永久凍土の下にあるメタンガスが吹き出てきたらもう駄目なのである。
 
 その地球の危機の時に経済第一でオリンピックだなんて浮かれているのは危機予知能力が相当欠如していると言わねばならない。
 
 また、この流れの中で原発再稼働にも向かって行くだろう。


 福島では被災し、避難生活を余儀なくされている人達が沢山いる。特に子ども達への影響は深刻だ。また福島第一原発の四号機プールは広島型原爆の一万発に相当する放射能を持つ燃料棒1500本がかろうじて冷却されているがこれがまた大地震が来て崩壊したら日本は終わりだ。
 そうした中、オリンピック招致に4500億円投入したという。こんな事をしていてオリンピックを招致出来たからと言って喜ぶ訳にはいかないのである。

堀 浩二
by koujihori | 2013-09-10 12:36 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://joyfulness.exblog.jp/tb/19630276
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
<< 今、そのままで完全円満である。... 本人の自覚が大事 >>