飽く事を知らない人々

 アメリカの大統領とか日本の首相を見ていると自分が選ばれる為の選挙の時はそれに一所懸命になって、再選を果たして、自分の任期満了が近づいて来ると今度は歴史に名を残す大統領とか首相になろうとして色々画策する様である。
 
 一般人から見れば、大統領とか首相になったらそれは一国の頂点に立ったのだから、それ以上に欲を出して、歴史に名を残そうなんて考えなくてもいいではないかと思う人もいるだろう。でも、こうした政治家の欲望というのは飽く事を知らない様である。 

 何故、こんな事になるのだろうか?それはこれらの政治家が悪い人だからではなくて、本来、無限に素晴らしい神の子の実相を内蔵しているからである。
ただ、それを内蔵しているだけで自覚しないと自分の外にそれを求める様になり、もっと豊かになりたい、もっと名誉を得たいという事になる。

 人間は本来、無限力であり、無限に素晴らしい存在であり、無限に尊ぶべき存在である。従って、力を発揮したいし、認められたいし、幸福になりたいと思うのは当然である。
 しかるに自分が肉体を超えた永遠不滅の存在であり、既に完全円満であるという事を自覚していないと人は自分は素晴らしくありたいという願望はあるのに自分はこのままではまだ不完全であると思うものだから、より今より名誉を得たい、より人に賞賛を得られる様になりたい、より物質的に豊かになりたいとかと飽くる事なく餓鬼の様にとめどなく名誉と富を現象に求めて行く様になる。
 
 だから、政治家はより立派に尊敬される立場に立ちたいと思い、大統領や首相を目指すのであり、それも任期がもう終わりという時期になって来ると大統領や首相という現在の名誉よりもっと上の歴史に名を残す大統領や首相になりたいとか思って、色々画策するのである。

 でもこんな政治家に限って、歴史に名を残すなんて事は出来ないのである。
 
 これらは自分の中にそのままで既に完全円満な存在、神があるという事を悟っていない凡夫が現象の外の世界にその完全円満さを求めて、もっと良くなろう、もっと良くなろうとするものである。

堀 浩二
by koujihori | 2006-02-23 10:35 | 信仰 | Trackback | Comments(0)
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