そのままでよい(5)

 私はここ最近、会社で様々な問題を抱えていた。ここで具体的に述べる事はちょっと出来ないが、人事の面、給与の件、その他様々で非常に難しい決断を迫られる問題があった。

 私の会社は50人そこそこの中小企業だが、大手の会社の下請けではなく、独自のアイデアと技術力で独り立ち出来ている会社である。創業者は私の父で私は28歳の時に父の会社に入った。そして、現在は総務関係の責任者を務めている。
 そこで私は色々な経営的な面で従業員達と会社のヘッド(父と兄だが)の間に入って、問題を抱える事がある。

 それらはあっちを立てれば、こっちが立たずという様な事もあり、非常に難しい決断を迫られるのである。機械や物が相手ではなく、人間が相手であるからである。
 私の役目は会社に色々な個性の人間がいるが、出来るだけ、その良い所を生かして、その力を発揮してもらって、良い会社にして行く所にあると思う。
 しかし、従業員はもちろん人間であるから、それぞれの思いがある。それを損なわない様にして、かつ全体の為に戦力となってもらう為には中々一筋縄では行かない。そんな場合はただ肉体の頭脳智だけに頼っていてはとても乗り切る事が出来ないのである。

 私はここ数ヶ月間抱えていたそうした諸問題をどうしたらいいかと考えるに、全てを神様にお任せしたのである。
 この世界は単に我々の認識が映っているだけの世界であり、真に存在する世界ではない。だから、如何なる問題みたいに見えるものであっても、それは神様の目から観れば、たった今、ナイのである。だから、これを自分が心でつかんでこれから解決しようとする必要は無い。
 否、却って、我々が「これは問題だ」と心でつかんで、これを解決しようとすると、心で問題を描く事になるから、問題は解決しないのである。
 問題は存在しないのである。だから、我々はただ心を静かにして、我らの内側におわします全知全能、無限なる神から自ずと湧き出てくるアイデアに耳を澄ませば良いのである。

 私は何か問題を抱えていて、自分の頭ではどうにも解決が出来ない様な事が現象的に現れて来ても、それを神様に全託する気持ちで就寝するのである。そうすると翌朝、目が覚めて、意識がぼーっとしていると自ずから何となく、こうすればいいというアイデアが内側からぽっと思いつくのである。
 そして、今回もそうして、ここ数ヶ月間抱えていた会社内の非常にデリケートで難しい人事面の問題がそのアイデアを素直に実行した事により、嘘のようにすんなりと解決したのである。誠にも問題はたった今、本当には存在しないのである。

堀 浩二
by koujihori | 2006-12-18 13:12 | 信仰 | Trackback | Comments(0)
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