真の信仰とは(3)

 私の生涯の恩師、榎本恵吾先生が生前、練成会の座談会で錬成参加者のご指導をされていた時の事である。その中である練成会参加者の年配の女性が「私は今、体の具合が良くないですが、練成会の素晴らしい真理の話を聞いて、心は真理を分かったので、じきにこの体の具合の悪いのも時間が経つに従って消えると思います。ただ、今はまだ過去の迷いの念の自壊作用が残っていて私は完全に治っていないんです。」と発言した。その時、先生はその女性を含め、他の練成参加者に向かって、「皆さん、あんまり、自壊作用に引っ掛からない方がいいですよ。」と仰った。

 生長の家の中には何か病気とかその他の問題を抱えていると信仰でそれを良くしようとする人がいる。しかし、真の信仰は信仰で自分の問題を良くしようとか、早く良くならんかと期待するのではなく、現象は如何なる状態であっても、そんなものは我々の心の投影に過ぎないものであり、真に存在するものではなく、その現象の奥と言うか、内と言うか、そこにある神の国こそが本当の世界であり、それのみが真に実在するのであり、それは今、このままでここに存在するのであるという事を信ずるものである。
 従って、自壊作用も真実の存在ではなく、そんなものに引っ掛かってはならないのであり、今、このままここが神の国であり、今、自分はこのままで悟りを啓いた完全円満の神の子であり、そのままでよいのである。
 
 それでは何か問題みたいに見えるこの苦しい自分の病気とか貧乏とかの状態は何なのかと言ったら、それは自分に大切な事を教えてくれている尊い神の説法であり、有り難いのである。その神の説法の意味する事を理解し、心と行動を改めれば、即、それらの自分の問題は雲散霧消する。そして、本当に自分の居るそこがそのまま天国浄土であり、自壊作用も迷いも勿論、病気も今、即存在しないのであるという事が実感されるのである。
その事に目覚め、今、ここが天国浄土であるという事に目覚める事が真の信仰である。

堀 浩二
by koujihori | 2007-04-04 13:58 | 信仰 | Trackback | Comments(2)
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Commented by yukie sakai at 2007-04-05 00:10 x
いつも堀先生のブログに元気を頂いています。ありがとうございます。
私もなにかあるとつい暗くなりがちですが、すぐに「神が此処にある!」と思い直すように努めています。榎本先生に直接ご教授はいただけませんでしたが、堀先生を通して教えて頂いているように思います。
Commented by koujihori at 2007-04-05 09:25
幸江さん

 コメント有り難うございました。榎本先生は生長の家の迦葉尊者と言われた「常楽への道」の著者吉田國太郎先生の薫陶を直接受けた方です。私は幸運にも榎本先生から直接教えを受ける事が出来ました。私はその時から苦しみに満ちていた魂が悦びだけに満たされ、それから約10年経ちますがずうっとその状態が続いています。その悦びを他の人に伝えたくて、発信したくて仕方がないからこのブログも始めました。

PS
お嬢さん、大変でしたね。でも教化部長先生の仰るとおり、その問題の奥には何か大切な宝物が隠されていると思いますよ。
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