立ち向かう人は自分の心の影

 生長の家では一切の現象は観世音菩薩の導きであると教えている。他の人を始め、自分の周りに起こってくる一切の森羅万象即ち現象は自分の悟りを導く為の尊い先生、教師であると言うのである。

 生長の家では本当の存在は現象の奥にある霊的実在であると説き、それは永遠に滅びない所の完全円満なる生命であると説く。従ってどんな理不尽な事、悪い人間であってもそれは本当の実在ではなく、その奥に完全円満な世界、人間が存在しているのである。
現象はその完全円満の実相生命の単なる影であり、本物の存在ではない。その影である現象は我々人間の認識が映っている世界であるから、我々人間が本当の実相世界、実相人間の完全円満さを認識すればそれが現象にも出て来るのである。従って、自分の周囲に不完全な人間、嫌な人間が居たり、不愉快な事件が起こるという事はその嫌な人達が悪いという訳ではなく、自分自身が現象の奥の本当に存在する完全円満なる世界を観ていないという事の証拠な訳である。

 さて、冒頭で一切の現象は観世音菩薩の導きであると書いたが、我々が生長の家の教えの神髄である「現象ナシ」「実相独在」を観念的にではなく、実際的に如何に学ぶかと言ったら、この人生学校での現象の示す所によって学んで行くのである。
 生長の家で「人間は神の子で良い人ばかりだ」と教わる。しかし、自分の家庭や職場や学校に戻ってみるとおよそそうではない姿を現している人が沢山いるのである。そして、夫や妻や舅、姑やその他友達や同僚に変な事を言われたり、されたりして憤ったりする。そんな状態が続くと、その自分の不調和な心が肉体に現れて病気その他、色々の不幸がやって来る。
 しかし、その病気とかその原因となった意地悪な人達は実は存在せず、全て自分の心の影であると知る時、自分がかつて同じ様な事を他の人に何の気無しに言ったり、やったりして来たと言うことをその意地悪な人が如実に教えてくれていたのであるという事を悟るのである。
 そうした時、自分の心の姿勢を如実に反省する事が出来るし、その嫌な事をする相手は本当に悪い人間ではなくて、自分の生長を促してくれる観世音菩薩であった事が分かるのである。

 その時、人間神の子、完全円満、この世に一人も悪い人は居ないという生長の家の根本真理かつ神髄が頭だけの知識から実感としての悟りとなって成就するのである。

堀 浩二
by koujihori | 2007-08-16 13:08 | 信仰 | Trackback(1) | Comments(0)
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