自己の実相を自覚するということ

 我々の実相は神の子、完全円満、無限力である。そして、それを具体的に自覚するという事はどういう事であるかと言うと、それは自分の具体的な良い点、恵まれた点に気付き、それに感謝するという事である。自分の良い点を無視し、自分の悪い所を良くして行こうという考えでは常に自分の欠点、短所に心を引っ掛からせる事になるから、段々劣等感が強くなって来るのである。そして、他の人は自分の鏡であるから、自分が自分の欠点に引っ掛かっていると他の人もその自分の欠点を指摘したり、愚弄して来て、自分はますます自信を無くすのである。
 
 悪い所を良くしようという心は逆に自分のそのままで完全円満である実相生命を抑え付ける事になるのである。従って、こういう心を持っている以上、他の人が伸びるのが苦痛でたまらなくなるのである。
 
 人間は自分の良い点に気付き、それを悦び、感謝しているとその自信は具体的なものであるから、心に余裕が生まれて来る。そうすると他の人の自分には無い良い点を祝福する事が出来るのである。そうすると他の人も自分を祝福してくれる。そうすると祝福の波長がこだまして、お互いますます生長するのである。そして、そうしている内に自分の他の所もそれにつられて良くなっていくのである。逆に自分の悪い所、欠点を良くする事ばかり考えておれば、他の人でその部分が自分より優れた人がいれば、それを祝福する代わりに嫉妬し、足を引っ張る事を考えるようになる。
 自分の長所を見ないで、感謝しないで不足の部分ばかり見てそれを良くしよう、良くしようという心は常に不足と劣等感で一杯になり、良くしようという心は逆にそのままの実相の自分を抑え付ける心であるから、他の人の足も引っ張りたくなるのである。そうしていると他の人もこちらの足を引っ張り、非難し、そして不調和の念が錯綜し、お互い、生長する事は出来ないのである。

堀 浩二
by koujihori | 2007-10-02 12:57 | 信仰 | Trackback | Comments(2)
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Commented by erica at 2007-10-02 14:17 x
自分の恵まれたところに感謝すれば、完全円満に神の子が現れてくるのですね。だからこそ、現在生長の家が力を入れている『日時計日記』が重要ですね。
自分の良いところ、周りのよいところを毎日記入することで、良いところばかりがだんだんと心の中に染まり、感謝が湧いてきます。その感謝とともに常に神の子が現れてくるのですね。
Commented by koujihori at 2007-10-02 15:11
ericaさん

 コメント有り難うございます。ericaさんはいつも僕が期待するコメントを下さるので有り難いです。

 自分の恵まれた所に感謝すると神の子の完全円満さが出て来るという言い方も出来ますが、自分の恵まれた所こそが実相ですから、その事に気がついた時点で既に自分が完全円満であるという事実に目覚めたと言えると思います。要するに神の国が自分の信仰によって実現するのではなく、今、ここ既に天国浄土であるという事に目覚める事が信仰ですね。
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