日本の防衛について

 日本の防衛についてどうしたらよいかという議論があるが、この世に悪ありと認めて、それを恐怖して、抑える為に軍備を増強しようというのは間違っているのである。その様な迷い、恐怖心で動けば、その恐怖した通り、近隣諸国は実際、牙をむいて襲いかかって来るであろう。
 
 こんな事を書けば、日本国憲法の前文にあるような虚構の理想論即ち「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という愚か極まりない文句と同じに聞こえるだろう。
 しかし、私の信仰している生長の家の真理、即ちこの世界には善なる神しか存在しておらず、悪や悪人は本来存在しない、というのは現象の事ではなくて現象を超えてその奥に存在する本当にある世界、即ち実相世界の事であるのである。
 その事を吾々人類が本当に悟れば、現世(うつしよ)であるこの現象世界にもその完全円満な悪のない実相の世界の姿が投影されてくるのである。しかし、日本国憲法でうたわれている虚構とも言える理想主義はこの現象世界そのものが悪も何もない国々ばかりであると言っているのであって、そこに生長の家の真理と日本国憲法の考え方と根本的な違いがあるのである。

 吾々、日本民族はあくまで正しい信仰を把持し、この現象世界の奥には悪は一切ない世界が真実の存在として存在しているのであるという思想に立ち、この現象世界と本当にある完全円満な実相世界とは違うのだという認識を持たねばならぬ。その上で本当の世界には悪も悪人もないという大安心の心を持って政治を行い、経済活動をしていくべきである。
 そうしたら国の防衛に関して何もしないかと言ったら、そうではないのである。鳥が卵を産むのに備えて巣作りをするのは取り越し苦労するからするのではなく、あくまで内側から自然の働きで何となく巣作りしたくなるからするのであるというのは生長の家の「信仰生活の神示」にも示された通りであるが、そのように本当の世界は一切、悪はナイという信仰に立てば、やるべき備えは自ずとしたくなるように自ずと必要最小限の軍備や武力を備える事になるのである。
 それは日本国という一個の生命体としての免疫的な自然な働きである。

 堀 浩二
by koujihori | 2005-05-22 21:51 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)
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