不安があっても大丈夫

 我々は神に生かされている。それは我々の生命も心も肉体も全て、神が保全して下さるという事を意味する。それを全託と言うが、それは全託するぞと我(が)が頑張って出来るものではなく、今、このままで我々の全ての全てが神に生かされた、保全された、導かれたものであるから、それを全託というのである。そして、それは同時に現象はナイという事である。そして、現象のこの心もナイという事である。あるのは神のみであり、神の心のみであり、それは今、私という宇宙の中心において息づいているのである。だから、私の肉体はそのまま神の肉体であり、私の心はそのまま神の心である。それが現象ナシ、心(私の心)ナシという事である。

 私は先々週と先週と本当に試練の連続でほとほと鍛えられたのである。誰に鍛えられたかって、それは吾が内なる神にである。先々週は生長の家相愛会でたまたま知り合った人とテニスのシングルスの試合をする機会に恵まれ、やったのだが、結果は完敗であった。しかし、学ぶ所がとても多くて、たった2時間で私のテニス人生で10年分位学べたと思う。
 その人は控えめな人で自分の経歴を事前に私に言っていなかったが、余りに強いのでよくよく聞いてみると45歳以上の日本のテニスランキングで32位というとんでもない人でコーチの資格もあるという事だがその辺のコーチより強いと思う。そういう人と試合が出来たから学ぶ事が多数あったのである。

 そして、先週の土曜日は私は生長の家の行事で体験談等も含めて、講話などが一日に三つもあったのである。先ず、午前中は地元の講演会で体験談をやり、その後は生長の家の教化部という所で講話をやり、そしてそれから、すぐ生長の家の飛田給道場という所で事例発表をしなくてはならなかった。その三つとも全く違う内容の事を話さなくてはならなかった為、正直、事前の準備が大変だった。と言うか精神的にきつかった。

 講話のテーマは「谷口雅春先生の人生と信仰」であり、普段は講話の準備には私はかけても大体一時間位であるが、今回はテーマがテーマだけに生長の家聖典「生命の実相」の自伝編という谷口雅春先生の自伝が書かれている19巻、20巻を読んで行く事から始めたが、それが普段は一時間で終わる講話の準備が2時間経っても半分も終わらなかった。けっこうなスピードで読んでも19巻の半分位しかまとめることが出来なかったのである。それで翌日の金曜日の夜にまたその続きをやったがまた2時間かけても19巻の最後まで行かなかったのである。講話はその翌日である。それで諦めてその日は寝て、翌日朝5時に起きて、自分が今まで学んで自分の頭の中にある雅春先生の人生をノートに書いて行き、実相独在の生長の家の真理をお悟りなった瞬間、そして、その後、生長の家の運動をお始めになるきっかけとなった「今、立て!」の啓示を受けられるまでをノートに原稿としてまとめ、その後、その日の10時からやる予定の自分の体験談の原稿を20分位でまとめ、そして、家を出発し、講演会で体験談をやり、そして、その後、教化部に行って、講話を行い、そして、その後、すぐに飛田給道場に向けて出発し、その電車の中でその日の夜に予定されていた事例発表の原稿を書き、そして、道場に着き、そこで行われていた生長の家壮年部研修会で事例発表を行ったのである。

 我ながら何というハードな一日だったと思った。だが、それは全て、自分で引き受けた事であり、自分で作った運命であり、ハードルであったが、同時にそれは神が私に与えて下さった現在の私に取って、必要なかつ解決可能な練習問題であったから私は不安ながらも必ず出来ると信じていたのである。

 結果は自分でもびっくりする位、良かったと思う。私は以前の文章でも書いたが、講話とか人前で発表する時、良い話をしようと力みすぎる所があり、それが却って、そのままの自分の無限力を縛る事に気がついていたから、今回は本当に余計な力を入れず、神に全託する事、内なる神を信じる事を自分に取っての一大テーマとして、やっていったが、それが見事に出来たと思う。講話や体験談や事例発表は自分の中の神様が実にスラスラと進めて下さり、話している私自身が感心する位の素晴らしい真理の言葉が語られた。

 私はこれらの事が全部、上手くできるだろうかという不安があったのである。そして、不安になったら、余計自分の力を縛るのではないかと「恐怖する事」を恐怖したりして、本当に一時極限状態のぎりぎりの状態であったが、神は私の恐怖を取り除き、自ずと力を発揮させて下さったのである。誠にも私の心は私の心ではなくて、そんなものは存在せず、神の心のみ、神の導きのみが存在するのであり、そして、この世界は神と神が自分で出て来る事しか無い世界であったという事を今回、改めて思い知ったのである。

堀 浩二
by koujihori | 2007-11-12 13:25 | 信仰 | Trackback | Comments(2)
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Commented by erica at 2007-11-13 10:31 x
堀先生
土曜日はすご~く忙しい一日でしたね。無理なお願いしてしまったようで申し訳ありません。
ところで、堀さんはすごいですね。忙しいなかでも、講話の準備も真剣に行ってくださり、素晴らしい深い教えを説いてくださいました。本当にありがとうございました。

Commented by koujihori at 2007-11-13 11:36
ericaさん

〉土曜日はすご~く忙しい一日でしたね。無理なお願いしてしまったようで申し訳ありません。
 
 いや、そんな事無いです。僕が選んだ道だし、スペイン語誌友会のお話を頂いたのが一番最初でしたから、気にしないで下さい。

 でも、如何に予定が立て込んでいても実際は大した事ないんですよね。大変なのは大変だと気をもむからですね。だから、取り越し苦労を全くしない、神に全託が完全に出来る達人になれば、どうという事はないでしょう。僕はまだその段階には完全に達していないのでそれに向けて生長させて頂いている状態です。
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