実相独在という事

 生長の家の信徒の人は人間の実相は神の子で完全円満であると教えられる。そして、現象は人間の心が造る世界であり、実相世界とは別のものであるとも教えられる。だから、実相は完全円満だが、それを現象世界に持ち来すにはひとえに吾々人間の心に掛かっていると思い、それで一所懸命、行をやって、心を清めようとする。それで効果が出る場合もある。しかし、それは一時的なもの、信仰では初期段階であって、根本的に真理を悟っている事にならない。
 生長の家の多くの人は実相は完全円満だが、現象の私の肉体はまだ、それが完全に顕現しておらず、そうする為には行をせっせとやって、心を清め、潜在意識を清め、そして、その様に心を清めても、その効果はすぐには現れず、迷いの念の自壊作用を通って後、やっと将来の何時か、実相が顕現して、病気もその他の障害も治るのであると思っている。

 要するに実相は完全円満だが、この現象はそれとは別のものであるから、まだ不完全だと何となく思っているのである。しかし、そう思ったら最後、この不完全な現象を信仰で良くしようという心になる。そして、何かの能力を開発するという事でも実相は無限力だが、現象はまだ不完全で能力が足らないと何となく思って、そして、その能力を上げる為の練習をするという事になる。しかし、そういう認識でいる限り、永遠に実相が顕現する事は無い。何故なら、思ったら思った通りになるという心の法則が厳然と働いて、自分はまだ駄目だ、まだ不完全だ、まだ能力が足りない、まだ後遺症が残っていると思っていて、それを良くしようとしているのであるから、そのまだ駄目だと言う認識の通り、いくら努力しても、「まだ駄目」の認識が映って、駄目なままなのである。

 実相世界を神の第一創造の世界と言い、現象世界を人間の第二創造の世界であると言うが、現象世界というものが具体的にあるのではない。現象世界はナイのであり、あるのは実相世界のみである。その実相世界が今、ここにあると自覚すれば、その認識が現象世界として、その本人に感じられるというだけである。要するに現象世界というものは具体的な世界ではなく、その本人がこの世界をどういうものであるかと認識した程度に本人に感じられている世界であり、決して、実在しないものであるという事を悟る事が大事である。

 だから、実相は完全円満だが、現象はまだ駄目ですではなくて自分は今、現に完全円満で無限力であるという事を悟らなくてはならないのである。そして、不完全な現象はナイと知らなくてはならないのである。今、出来るのである。今、無限健康であるのである。不健康でまだ力が発揮出来ないのは自分で勝手に自己限定して、自分はまだ駄目だ、能力が無いと思って、その力を使わないから、訓練が為されていなくて、力が発揮出来ていないからであるのである。
 自分が今、無限健康、無限力であると言う事が本当に認識されれば、その力を今すぐ、使う事が出来、そこに真に有効な訓練が施され、力がめきめき出て来るのである。

堀 浩二
by koujihori | 2008-06-04 12:26 | 信仰 | Trackback(1) | Comments(0)
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