実相は自分で出て来る(19)

 私は毎月、教区の各地域の相愛会誌友会で地方講師として講話をさせて頂いている。それで先週の土曜日もある地区の誌友会で講話させて頂いた。誌友会というと参加者は大体3人から10人位であり、そうした小規模の会で生長の家の真理のお話をさせて頂くのである。
 私はこの生長の家の真理の講話をするという事が私の今生の最大の使命と役割ではないかと思っている。今までの人生は色々紆余曲折があったが全て、生長の家の真理の話をする為にあらゆる経験があったとしか思えない。
 話が横道に逸れてしまったが、その先週の誌友会の講話の時である。その会場となったお宅では会場リーダーさんのお母さんが今年93歳になる高齢の方でこの人は古くから生長の家をやって来た方で商売も自分の力で切り盛りして素晴らしい方であるが、その方は頭ははっきりしているのだが足が衰えていて、寝たきりの状態になっているのである。
 それで会場は日本間で二間ある所を襖を開けた状態になっていて、襖で仕切られた一方の部屋がメイン会場となっていて、そのお婆さんはもう一方の部屋にベッドがあって、そこに座って、私の話をお聞きになっていた。そうしたら、私の講話の途中でそのお婆さんがベッドから出て、私が講話をしているメインの部屋まで来たいと言いだし、それで息子である会場リーダーさんに自分をメイン会場の部屋まで移動させて欲しいと仰ったのである。そうしたら、その会場リーダーさんは席を立って、奥の部屋にいる奥さんにそれを頼みに行ったのである。お婆さんはそんなもの一々嫁に頼まなくてもあの子が自分を運んでくれたらいいじゃないかと言っていたが、その内、お嫁さんが出て来て、手慣れた調子でお婆さんを抱きかかえて、メイン会場にある専用の椅子に座らせた。
 それでようやく私の講話が再開されたのだが、その間、約5分は経過したと思う。率直に言って、私は講話の佳境に入った所で5分も中断されたのである。数年前の私であったらかなり気分を害したと思う。実際、2年位前に講話していた時、丁度参加者が会場リーダーを入れて3名しかおらず、その時、やはり講話の最中に階下の奥さんからお茶の用意が出来たと声が掛かった時、講話中に拘わらず、会場リーダー一人を残して残りの参加者の女性二人が二人とも一斉に席を立って、階下に降りてしまった時はかなり、気分を害した。そんなもの女性一人が行けば事足りるはずであると思ったからである。
 しかし、先週の時は本当に少しも気分を害する事なく、平和な気分でお婆さんの用意が調えられるのを待つ事が出来、そして講話を再開し、最後は参加者に暖かい拍手を頂いて講話を終える事が出来た。お婆さんにも自筆で感謝の手紙をその場でもらい、家に帰ってから仏壇に捧げた。

 私は実相は自分で出て来ると信じているので、余り生長の家らしく振る舞おうとか無理に真理を実行しようなんて思わない。そのままでいつもいるのである。それで数年前まではかなり荒れた事もあり、人と衝突する事も良くあった。しかし、現在は私の実相が自ずと出て来たのか、自ずと心が穏やかに寛容になり、家内に対して癇癪を起こすという事もここ数年は全然無くなったのである。

堀 浩二
by koujihori | 2009-01-20 12:36 | 信仰 | Trackback | Comments(0)
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