迷いは悟りの基礎工事である(4)

 迷いは悟りの基礎工事と言う事が谷口雅春先生の御著書「神、真理を告げ給う」に書かれてある。
 生長の家では「実相と現象」という教えがあり、実相が本当の存在であって、それは完全円満なのだが、その現れである現象は不完全であり、その実相と現象の間にあるのが吾等の心であり、それがレンズとなっていて、心が実相の完全円満を悟って、真っ直ぐなものになれば実相の完全円満さが現象世界に現れるのであると説かれている。
 だから、現象に病気とかの不完全さが現れているのはその本人の心のレンズに歪みがあるから、そうなっているのであり、従って、その人が病気その他の不幸が現象世界に現れているならば、その本人が実相を観て、感謝すれば治るとされている。それでその心のレンズを歪みのない真っ直ぐなものにする為に心を入れ替えて、感謝する事が大事であり、それが中々一人の力では出来ないので練成会などに行って、色々な行をやる中で心のレンズの歪みが真っ直ぐになったら病気が治るとかそんな事があるのである。
 だから、その様に現象に不完全が現れているのはその本人が迷っていて、心のレンズの歪みがあるからそうなるのであり、だから、その人の不幸とか病気はその人に責任があって、歪んだ迷った心だから、そうなるという事になる。だから、ちゃんとした、愛深い、行いの良い人は心のレンズを真っ直ぐする事を心掛け、きちんと神想観もし、先祖供養もし、愛行もちゃんとやって心を迷いの状態にしないようにいつも心掛けている人であるが、駄目な人は人を恨み、そして、我(が)が強く、利己的で光明化運動なんかでも利己主義を捨てきれないでいるから脱落して、駄目になって行くなんて事にもなる。
 そうなると人間は実相は完全円満の神の子であるが、それをきちんと見つめ、その通りに行動し、決して悪を思わず、迷わない人だけがきちんと心のレンズを調整出来る人であり、そうした人だけが現象世界に歪みのない健康な立派な幸福な現象を現す事が出来ると言うことになってしまう。
 
 しかし、そうなると実相は皆、完全円満だが、それを現象界に持ち来す事が出来るのは心のレンズの調整の仕方の上手い人、組織運動をやれば、一切利己的感情や自分の趣味とかそんな事を犠牲にして、光明化運動をやり切れる人であるとかそんな心のエリートだけと言う事になってしまう。しかし、それはそもそも谷口雅春先生が疑問にもたれた所の現象世界を幸福に暮らせる人は悍馬の様に暴れる心を上手く乗りこなす事の出来る名人だけであり、自分(雅春先生)はとてもそんな事は出来ないとお嘆きになったのが心もナイ、現象もナイ、実相のみがあると言う聖典「生命の実相」で説かれた所の雅春先生のお悟り、生長の家の根本真理と全く反するという事になるのである。

 即ち生長の家は心もナイという教えであるが、迷いもナイとも教えられているのである。吾等は迷いを取り除いて心のレンズを真っ直ぐな曇りのないものにしようとしてやっきになり、それが出来た人だけが病気が治ったり、幸福になれるなんて何となく思っているが、そんな心の扱いの上手い人と下手な人がいるなんて考え方自体が「生命の実相」で説かれた雅春先生の実相独在のお悟り、生長の家の神髄と矛盾するのである。

 それなら「迷い」とは何なのか、という事になると冒頭で申し上げた様に「迷いは悟りの基礎工事である」という事になるのである。吾等の人生は吾等の実相である完全円満の神の生命の表現の世界である。初期段階では上手く表現出来ないで稚拙なまずい表現になるが、その段階が迷いの段階であり、それは私を例に取れば、私は「神に生かされている」という事を悟らないで「私がやらなくてはならない、救わなくてはならない、生きなければならない」と思って、安心立命の心が全くなくなり、夜も眠れなくなってしまったのであるが、それだけの悩み即ち迷いの時代があったればこそ、「そのままでよい」という悟りが出て来て、「生かされている」という大安心の悟りが出て来たのである。従って、迷いが出て来たならば、それはいよいよ悟りが出て来る時期が近づいたという事なのである。

堀 浩二
by koujihori | 2009-06-26 12:36 | 信仰 | Trackback(1) | Comments(7)
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Tracked from クリトリーズ at 2009-06-27 10:15
タイトル : これなんて錬金術??
> 教えてくれた人 書き込み消えてるから名前わかりません(すいません・・) 半信半疑で試してみたんすけど、その日にハメちゃいましたwwww 本当に一発で5万貰えるって思ってなかったんで正直ビビりましたよ(^^; 思ってる以上に世の中甘いもんなんすねーーwwwww ... more
Commented by なおちやん at 2009-06-26 22:45 x
つまり幽霊も迷いの産物であると書かれていますが、たぶん次郎君も堀さんの後ろで唸って要るかもしれませんね。駄目ですよ奥さん孝行しないと、還暦離婚だってあり得る。(周君を味方に付けてやりかねない)ところでアシカビブログをご覧下さい。私の勉強の成果を披露申し上げてます。
Commented by koujihori at 2009-06-26 22:50
なおちゃん

 誰ですか?次郎君って。奥さん孝行ってそれと何のつながりがあるんですか?意味不明な事を言わないで下さい。
Commented by koujihori at 2009-06-26 22:54
なおちゃん

 今、久都間さんのブログのナオチャンのコメント、読みました。すごいですね。音楽のうんちくが。僕はとてもついて行けませんが、久都間さんもかなりなもんですね。
Commented by なおちやん at 2009-06-27 03:15 x
次郎君って知らないですか??。堀さんって痴呆が始まったのですね。私、後ろで唸って(うなって)いると書きましたよ。堀さん宅の裏山にいるではありませんか。今頃は土に却っているとおもいますけど。ホントお忘れてですか?、次郎君が心配しているんですよ。奥さんがそろそろ堪忍袋が爆発寸前なんだって。だから奥さん孝行してますかと書いたんですよ。
Commented by koujihori at 2009-06-27 11:00
なおちゃん

 ああ、犬の次郎ですか。なおちゃん、随分、前の僕のブログ見てくれてるんですね。
Commented by 三谷文人 at 2009-06-29 02:11 x
 有難うございます

 >迷いが出て来たならば、それはいよいよ悟りが出て来る時期が近づいたという事なのである。

 誌友会の座談会で皆さんのお話を伺っていますと、迷いや問題の先に、神様は常に素晴らしいものを用意して下さっているのだと感じました。有難うございました。

 生命進化の雄大な流れが自己を貫いていて、迷いが出て来ても尚一層、神様に近づきつつあるのですね。
Commented by koujihori at 2009-06-29 09:01
三谷さん

 コメント有り難うございました。昨日は大善で有意義な話が出来ましたね。僕ら、第二地区のお父さん連中はあそこで良く呑むんですよ。

>生命進化の雄大な流れが自己を貫いていて、迷いが出て来ても尚一層、神様に近づきつつあるのですね。

 正にその通りだと思います。
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