これからのリーダーに求められるもの

 現在、政局が不安定で今度の衆院選挙ではどうも自民党は旗色が悪い。リーダーシップを発揮し切れていない印象のある麻生総理への不信がその大きな原因になっている様だが、私個人としても自民党には票を入れたくない。私は麻生首相云々という事もなくはないがそれ以上に国民に依然として人気のある小泉首相の時に日本のお互い支え合う家族的風土と言うか、そうした日本の特性が破壊されてしまったと思うからである。小泉氏は「自民党をぶっ壊す!」とか息巻いていたが、彼は日本の共生の風土、お互い助け合う日本の古き良き日本独特の仕組みを破壊してしまったと私は思っている。それは具体的に言えば、駅前シャッター街の現出であり、首都と地方の格差、国民間の格差を生み出したという事である。

 しかし、だからと言って、民主党を支持する気持ちにもなれない。私の近所の元市会議員で非常な愛国的な運動をしている伊藤玲子さんと言う人が教えてくれたが民主党というのは左系の人達の勢力、支持が強く、もし民主党が政権を取れば、ジェンダーフリーとか夫婦別姓とか外国人参政権とか人権侵害救済機関の設置等々の亡国的法令が実現してしまう可能性が高いそうである。それでなくても彼らは天皇なるものに対する認識がどれだけあるのかと言う事も疑わしい。

 と言う事で今度の選挙では私は自民党にも民主党にも投票しないつもりである。ところで小泉元首相はワンフレーズポリティシャンというとても国民に分かり易いフレーズを連発する事で国民の支持を得る政治家であった。有名なものに前述の「自民党をぶっ壊す」とかがあるが、大相撲で貴乃花が満身創痍の身体で武蔵丸を破って優勝した時は土俵にのこのこ上がってきて、「感動した!」などと絶叫していた。
 しかし、漫画家の小林よしのり氏に言わせると小泉氏は真に国民を導く国家的目標と言うのを持ち合わせていなかったそうで、言うなればアメリカの日本に対する年次改革要望書を躊躇する事無く忠実に実行して行っただけであろう。

 要するに日本は高度経済成長時代はアメリカに追いつけ、追い越せでとにかく行け行けで猛烈に頑張って来た。即ち経済的に豊かになる事を目的にがんがんやって来たのである。しかし、それがもう成熟し、もの余りの状況になり、コンビニなどでも売れ残りの食材が大量に破棄されている様な飽食の時代となり、そして去年のリーマンショックに象徴されるアメリカ主導による市場第一主義の金儲け主義、物質繁栄主義がもう限界を迎え、破綻した現在、どうした国家像、国家目的を指し示すかと言う事はとても重要な事であるのである。その点、今年就任したオバマ大統領はイスラム社会との対話や環境技術による経済の立て直しとかと言う国家目標、国家理念を打ち出し、世界中の人達に感銘と期待を与えた。しかるに我が国の首相や政治家を見るに、そのようなかけらもなく、相変わらず政争、党利党略を繰り返している。何と情けない事か。

 私は去年のリーマンショックで市場第一主義が崩壊し、日本も経済とか物質繁栄を目指して、行け行けでやる時代が過ぎた今、これからの日本のリーダーに求められるものは正に物質ではなくて、その奥の精神的な価値感の元に国家的目標、方策を打ち立てる事に他ならないと思う。それは谷口雅宣先生が盛んに仰っておられる所の金儲けではなくて人の為になる生き方、そして、物質繁栄主義、享楽主義による自然破壊ではなくて、自然を保全し、地球環境を大事にする生き方とその為の産業を保護育成する事、そして、アメリカのいいなりになって、大企業優遇する政策を止め、庶民の生活を大事に考えた政策にする事、これらを軸にした国家目標、政策を打ち出して行く事がとても大事であると思う。そして、そのバックボーンとなる思想には生長の家の真理が来なくてはならない。それは生きとし生けるものは全て神の生命の現れであり、自他一体であるという事、そして、日本の国の中心には天皇という尊い御存在があるという事である。
 その為には私は日本の政治家にはきちっとした信仰心を持ってもらいたいと思う。民主党の代表の鳩山由紀夫氏と自民党元総務相の鳩山邦夫氏の祖父である鳩山一郎元首相は熱心な生長の家信徒であったのである。

堀 浩二
by koujihori | 2009-07-09 12:17 | 時事問題 | Trackback(1) | Comments(0)
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