2009年 02月 16日 ( 1 )

我らは今、このままで完全円満、無限力、全知全能の神である。

 私は実はある大学に一旦入ったがそれを辞めて、それから又、勉強し直して別の大学を受け直して入ったのである。そんな訳で私は若い頃はかなり紆余曲折した人生を送った。でも、人生、若い内に色々な経験を積んで、紆余曲折して、苦労した方が人生経験が深くなっていいと思う。だから、現在、受験シーズンであるが目標としている大学に入れなくてもそんなに落ち込む事は無いと思う。もう一年頑張って、来年チャレンジするなりすれば良いのであって、若い内はその位、苦労した方が良いと思う。

 さて、前置きが長くなってしまったが、その最初に入った大学で一般教養で哲学の授業を選択した私はその時の教授の「神は考えない。」という言葉が今でも印象に残っている。その教授が言うには「何故なら神は全知全能であるからである。」という事であった。その時は分かった様な分からない様な気がした。

 さて、私はテニスが趣味であるが、テニスは悩む事が多い。何故なら、そのやり方が実に難しく、時々どうしたら良いか分からなくなるからである。それはテニスに限らず、スポーツや武道なら何でもそうかと思うが、スポーツは心技体揃って、十分な力を発揮出来るのであり、事にテニスはテクニック的にけっこうデリケートな部分があり、人によってはそのやり方についてナーヴァスになって、考え込む人もいる。そういう時の為にテニスコーチという人がいるのであって、それは世界的トッププロと呼ばれる様な選手でも皆、専属コーチがついていて、その技術的かつメンタル的な指導とアドバイスを受け続けてプレイを続けているのである。しかしながら現在のトッププレイヤーであるロジャー・フェデラーは専属コーチというものを以前、一切持たなかった。それは彼が言うには対戦相手こそが最高のコーチであるという事であり、要するに試合のやり方や効果的なテクニックに関しては試合中に対戦相手としのぎと削る中で自ずと分かるという事を言っているのである。要するに彼ほどの天才となれば自分で自分のコーチも出来るという事であろう。
 
 私もけっこう入れ込むたちであり、割合完全を求めるタイプであるのでテニスをやっている時、時々やり方が分からなくて悩む事がある。それはボールを見ろという一つのテニスのテクニックにしてもあまりにそれにこだわりすぎるとその事にとらわれてしまって、フォームの事がおろそかになったりするが、そのようにテニスで言われているこれが正しいとされているテクニックでもそれをただ盲目的に守っているだけでは到底駄目で自分で自分なりの最も効果的なやり方を分からなくてはならないのである。

 さて、テニスの最も効果的な打ち方とか戦術というのはこれでもう完全に分かったとか極めたという事は無い。ここまで来たら、また常に次の課題というものが出て来て、またどうしたら良いかという事が問題になって来る。それは吾々の中に無限が宿っているから、どこまで行ってもその向上の仕方には限りがないからである。

 そういう事でより高度なテニスのやり方、テクニックの事について私も頭を悩ませる事があるが、そんな事で悩むのは不完全な者のする事である。即ち、冒頭で紹介した大学教授の言葉ではないが、自分が今、全知全能の神であるならば、あらゆる事の答えが既に自分の中にあるのであるから、その神である自分が答えを模索して考えるなんて事はあり得ないのである。考えるというのは自ら自分を全知全能、無限力の神であるという事を認めていない事であるのである。要するに自分をこのままで完全円満、無限力の神であると認めるならばテニスのやり方について何ら考える事はないから、何も悩む事も無いのである。 今、私は自分を完全円満、無限力の神であると思っているから、これからもっと上手くなったり、上達しようとする必要は無いと思っている。このまま完全円満、無限力の神である自分が完全円満する中で自ずと無限生長して行き、対戦相手と真剣にプレイする中で自ずとより高度なテクニックが段階を経て、どんどん分かって行き、どんどんそのままで無限生長、無限向上して行くのである。

 上手くなろう、分かろうとする必要は無い。吾々は今、このままで分かっているのであり、上手いのである。その無限力はそのままにしておれば必要に応じて自ずと段階を追って出て来る。
 従って、吾等は人生上のあらゆる問題に処するも何も悩む必要も考える必要も無いのである。吾等は今、完全円満の神であるから、人生においてどうしたら良いかという事はその時々の吾等の中から自ずと湧き出て来るのである。その為には吾等は自らの実相は物質の塊ではなくて完全円満の神の生命であるという事を是非とも悟らなくてはならないのである。

堀 浩二
by koujihori | 2009-02-16 13:20 | 潜在能力 | Trackback(3) | Comments(4)