カテゴリ:時事問題( 53 )

日本の防衛について

 日本の防衛についてどうしたらよいかという議論があるが、この世に悪ありと認めて、それを恐怖して、抑える為に軍備を増強しようというのは間違っているのである。その様な迷い、恐怖心で動けば、その恐怖した通り、近隣諸国は実際、牙をむいて襲いかかって来るであろう。
 
 こんな事を書けば、日本国憲法の前文にあるような虚構の理想論即ち「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」という愚か極まりない文句と同じに聞こえるだろう。
 しかし、私の信仰している生長の家の真理、即ちこの世界には善なる神しか存在しておらず、悪や悪人は本来存在しない、というのは現象の事ではなくて現象を超えてその奥に存在する本当にある世界、即ち実相世界の事であるのである。
 その事を吾々人類が本当に悟れば、現世(うつしよ)であるこの現象世界にもその完全円満な悪のない実相の世界の姿が投影されてくるのである。しかし、日本国憲法でうたわれている虚構とも言える理想主義はこの現象世界そのものが悪も何もない国々ばかりであると言っているのであって、そこに生長の家の真理と日本国憲法の考え方と根本的な違いがあるのである。

 吾々、日本民族はあくまで正しい信仰を把持し、この現象世界の奥には悪は一切ない世界が真実の存在として存在しているのであるという思想に立ち、この現象世界と本当にある完全円満な実相世界とは違うのだという認識を持たねばならぬ。その上で本当の世界には悪も悪人もないという大安心の心を持って政治を行い、経済活動をしていくべきである。
 そうしたら国の防衛に関して何もしないかと言ったら、そうではないのである。鳥が卵を産むのに備えて巣作りをするのは取り越し苦労するからするのではなく、あくまで内側から自然の働きで何となく巣作りしたくなるからするのであるというのは生長の家の「信仰生活の神示」にも示された通りであるが、そのように本当の世界は一切、悪はナイという信仰に立てば、やるべき備えは自ずとしたくなるように自ずと必要最小限の軍備や武力を備える事になるのである。
 それは日本国という一個の生命体としての免疫的な自然な働きである。

 堀 浩二
by koujihori | 2005-05-22 21:51 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)

ホリエモンについて

 本日は今、話題のライブドアの堀江貴文社長の事を書こうと思う。彼は時間外取引というゲリラ的手法を使ってニッポン放送の株を大量に買い占め、それを足掛かりにニッポン放送が筆頭株主になっていて事実上のその持ち株会社になっているフジテレビの支配権を握ろうとした事は周知の事実である。
 その後、両者の攻防が二転三転している内にソフトバンクなどが介入して来て、白馬の騎士の北尾氏なども登場して来た。
 しかし、騒動が中々収拾しない内にライブドアの株価も下がって来て形勢不利と判断したライブドアが折れてきてフジテレビに大部譲歩する形でお互い手を打って提携話といこうとしているようである。
 今回は前回のプロ野球パリーグの近鉄バッファローズを買収しようとした件に続き、業界に新風を吹き込んだまでは良かったが結局、楽天に新チーム参入権を持って行かれたように今回もホリエモンの思惑、野望は現在の所、ついえそうである。
 
 私はライブドアの堀江社長は進取の気性に飛んだチャレンジ精神の持ち主で、発想力も行動力も企画力も素晴らしい青年事業家であるという所は大いに評価する。
 32歳というその若さを武器に誰も思いつかなかった独自のアイデアで色々な業界に風穴を開けて行くパワーは頭の錆び付いた老人経営者には真似の出来ないものであり、こういう若くて力もアイデアも行動力のある青年こそが世の中を改革して行くのであり、明治維新の時も吉田松陰、高杉晋作、坂本龍馬などの維新の志士達は皆、青年であった。
 しかし、私はこれらの維新の志士達とホリエモンこと堀江貴文ライブドア社長には決定的な違いがあると思っている。
 それは何か?皆さんはどう思いますか?それは年長者に対する尊敬の念がこのホリエモンにはちょっと欠けているのではないですかということである。
 明治維新の時は青年の力が原動力になったが彼らは皆、目上の者を敬い、礼節を保ち、長幼の序を守り、それらは形式的にではなく心からそう思っていたと思うのである。少なくても彼らが現代に生きていたらホリエモンの様に年長者、その業界の先輩との交渉の場でTシャツで出てくる様な真似は決してしなかったと思う。
 彼は東大出(中退?)で頭も良くて、IT事業で巨万の富を得て、世間なんて、大人社会なんてこんなものという驕りがやはりあるのではないか?東大という学歴の上に自分のアイデア一つで巨万の富を得てしまったら傲慢になるなというのも無理かと思うが。
 ということで私の推測だが彼は社会の諸先輩達をその才能と頭脳明晰さが却って災いして見下している所があると思う。でも見下す者は逆に見下され、決して認められる事はないのである。
 日本はいわゆるムラ社会でこういうアイデアも実力もある若い芽が出てきてもよってたかってその芽をつみ取ってしまうという面があるという意見もあるが彼がきちんと先輩や年長者を敬う謙虚な心があれば、排除されることはないと思う。
 
 それともう一つ、ホリエモンのやり方、考え方で決定的に良くないのが目的の為には手段を選ばないという唯物的な考え方である。いわゆるそれが今回のニッポン放送株の敵対的買収というやり方に表れているが、これはアメリカなどでは割合よくあることらしい。 
 映画「プリティウーマン」のリチャードギアが演じていた主人公はこうしたことを生業にしている人間だったと記憶しているが、そのやり方は他の会社の株を今回のホリエモンのようにゲリラ的に大量に買い占め、その会社を事実上乗っ取るということだが、そんなことで乗っ取った側と乗っ取られた側がうまくやっていける訳がない。そんなのは欧米ではいざ知らず、日本みたいな人と人とのつながり、和を大切にする風土では絶対に馴染まないのである。
 これは正に欧米的唯物主義であり、最悪のやり方である。ホリエモンは力と行動力と独創性はあるが一番大事なこと、即ち目上の者、年長者を尊敬して大切にする心、そして如何に理想的な目的があってもその手段は決して人の道を外したものであってはならないという道徳的精神に欠けているのである。それはやはり、彼に神様という概念が抜けているからであると思う。
 こういう考えを持っている以上は彼は本当の成功者にはなれはしない。何故なら富の本質とは生長の家の教えにある通り、人を拝み、敬い、人の為になる考え、アイデアを実行に移すことであるからである。

 堀 浩二
by koujihori | 2005-04-18 08:57 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)

反日運動に思うこと

 さて、ご存知の様に現在、中国、韓国で民衆による反日運動が大変、激しくなっていて、現地邦人は大変恐ろしい思いをしているようである。
 日本では町村外相が日本の外相としては割合珍しく、毅然とした態度を取って、謝罪と破壊活動による損害賠償を中国政府に求めているようであるがこれが蛙の面に小便で責任はむしろ日本にあると言い返される始末。でもこの中国政府の反応はホリエモンではないが、大体、想定の範囲内である。
 騒動の直接のきっかけは日本の国連常任理事国入り反対署名運動であるらしいが、それに加えて日本の歴史教科書の問題や小泉首相の靖国参拝問題等もあるようである。
 でも、中国の民衆の反日感情が何故これ程激しいものであるかということは中国の露骨な反日教育にその原因があることは識者なら誰でも分かっていることと思う。
 中国には学校教育のみならず至る所に日本の中国での戦争犯罪の歴史を再現した戦争記念館があり、戦時中の旧日本軍による中国人虐殺、人体実験等のおぞましいシーンが蝋人形によりリアルに再現された展示物が沢山あるのである。中国では子供達に学校行事でこういう所に度々見学させに行き、子供の頃から徹底的に反日教育を施すのである。
 教育とは恐ろしいものでこんな教育を幼少の頃から受けたら大人になったら立派な反日中国人が出来上がるのであり、彼らは根っから日本人を悪魔のように憎んでいるのである。 今回も騒動もそんな所が根っこにあるのであり、中国の警察が彼らの暴動を殆ど見てみないふりをしているのも当然である。
 でも日本人は戦前も戦時中も多少乱暴で横柄な態度を中国大陸で中国人にしたことはあったようだが本来日本人というのは非常に温和な民族であり、争い事は基本的に好まず、ましてや人間に対してそれが中国人であろうと韓国人であろうとそれを極悪非道なやり方で虐待、虐殺なんて出来る民族ではないのである。
 私はこうした中国の反日教育で教えられている日本人の極悪非道ぶりというのは殆どが中国側のねつ造であると思っている。
 
 それはともかく、中国が何故、こんな反日教育をしているかと言ったらそれは江沢民の時に始まったらしいが、中国政府の自信の無さの裏返しである。
 というのは中国では共産党の一党独裁であるがそれでは経済が停滞するということで部分的に資本主義を採り入れ、現在はGDPの実質成長率は10%を超えているらしい。いわゆる不動産バブルによるものであるが、こうして中国の経済が発展すればするほどいわゆる富裕層が出て来て、それが13億の中国の人口の中の1.5%に当たる2000万人にも及ぶというのである。
 中国では沿岸部の都市部に住んでいる人はこの富裕層のように資本主義のお陰で割合、潤ってリッチであるのだが内陸部の農村地帯は貧困層が多く、それが非常な国民感情不満になっているらしく近頃はその事に起因した暴動も頻発しているらしい。
 中国政府はその中国国内の不満を自分達に向けさせない為にその鉾先を外国に向けさせようとして一番手っ取り早い相手日本を選んだのである。

 そして韓国でも反日運動が現在起こっているがこちらは中国ほどではないが長年反日政策を国が取って来て、それは当然教育にも及んでいただろう。

 いずれにせよ、教育というものは恐ろしいもので人間の考え方というのはこの様に教育によってどうにでもなってしまうのである。でも、私が今回言いたいことはそんなことではない。何故彼ら中国人や韓国人はそれほどまでに日本を悪く言うのであろうか、何故それほどまでに日本の大東亜戦争中の行為を悪魔の様に憎みののしるのであろうか?
 私が思うに中国や東南アジア、そしてアフリカを露骨に本当に侵略の意図をもって、侵略し原住民を搾取又は虐殺したのは白人達欧米列強ではないのか。
 日本が中国大陸に進出していたのはそこを侵略の意図を持って軍隊を派遣したわけではなく日露戦争の勝利によってロシアから割譲を受けた満州の権益によりその地に日本から移民していたのをそれを保護する為に日本から軍隊が派遣されていたのであるし、また朝鮮併合に関しても日露戦争前は日本の政策はずうっと韓国にしっかり独立してもらいたいということで進められており、朝鮮を侵略しようとしたロシアと結局衝突して日露戦争になり、日本勝利後も相変わらずロシアと手を組もうとする勢力が朝鮮において座視出来ない状態になったので仕方なく日本は朝鮮を併合したのであって、それは当時はロシアの南下を世界中が懸念していたので国際的にも歓迎されたのである。

 まあ、結果的に日本が中国と韓国に進出または併合していたことは良くないと言えば良くないのであるがその内容は欧米列強のやり方に比べれば遙かに悪意はないのである。

 でも彼ら中国人、韓国人はアメリカ人、ヨーロッパ人の罪は少しも糾弾しないで何故、我ら日本人の事ばかり責め立てるのであろうか?ちょっとおかしいと思いませんか?
 私はその理由をこのように考える。それはやはり中国人、韓国人は白人、欧米人は自分達に比べて一段上の人種と見ている面があるのではないかという事である。
 それに反し、同じ東洋人しかも中国人や韓国人から見れば日本人は自分達の弟分くらいの感覚があるので、その生意気な日本に一度でも統治された支配されたという記憶がいやでいやでしょうがないのではないかと思う。
 そんなわけでかくも中国、韓国での反日感情が激しいのではないかと思う。

 ここで肝心な事だがそれなら我々日本人は今回の様な事態に対してどうしたらいいかということである。町村外相の様に毅然とした態度で相手に謝罪を求めるのは大変いいことである。しかし、その他、一般の日本人が今回の事で更に中国人、韓国人をいやな卑しい民族であって、これらの民族はまた機会あらば懲らしめて統治してやらなくちゃ駄目なんだなんて思ったりしたら絶対駄目なのである。

 私は今回の事はほとぼりが冷めるまで暫く静観してそのままにしておくのがいいと思う。反日感情反日運動というものが迷いに支配された正しくないものであるならばそれは自ずと自壊して行くのである。ことに中国は既に述べた様に国自体が実は危ないのである。本来でないものは自壊する。そのままにしておけばよいのであり、これを機会に日本も中国、韓国に対等にものが言えるように憲法を改正して核兵器を持てるようにしなくちゃならんなんていう考えは大変危険な思想である。
 それこそ本当に戦争の原因を作るであろう(だからと言って私は憲法改正反対論者ではない)。
 
 そしてかつての韓流ブームの時の様に韓国人のいい面を見ること、そして探せば中国人にもいい面があるはずだから、それを凝視する様にしていけばいつかは日本、中国、韓国とお互い手を取り合って仲良く出来る時が来ると私は信ずる。

 堀 浩二
by koujihori | 2005-04-14 12:28 | 時事問題 | Trackback | Comments(0)