長所、短所

 何回かここでもご紹介したが、私は約4年前にある名門テニスクラブに入会した。ある程度、テニスには自信があったからこういうクラブにも入会したのであるが、実際そこでテニスしてみると自分より上手な人ばかりで中々大変である。
 試合は原則ダブルスで行われるが、ここの原則としては相手を選り好みしないでプレイしましょうと言うことになっている。しかし、実際は上手い人は上手い人同士、そうでもない人はそういう人同士でプレイしている。私はまだ、ここの最上級の人達と殆どプレイした事がない。要するにそれらの人達と私ではテニスの力量が違うのでプレイさせてもらえないのである。

 私は一日でも早く彼らのレベルに追いつけるようになりたいと思って努力しているのであるが、反面、そうした上級者達に対して、「何を偉そうに」という反発心も持っていた。それと同時に自分を卑下する心、要するに彼らに対して自分がつまらない存在の様にも感じていた。しかし、そうした認識は間違っているのである。

 人間は長所、短所があるのである。そして人間は色々な能力を伸ばして行くのである。忍耐力、継続力、そして芸術の能力、スポーツの能力、科学技術の能力、その他人間には様々な能力が表面にまだ現れていなくても潜在的に無限にあり、その一つ一つを何回も人生学校を生まれ変わりながら開発して行くのである。
 そして、その開発された能力というのがそれぞれの人の長所であり、まだ開発されていない能力がその人の短所である。だから、他人が自分にはない能力を持っているからと言って、それを徒に羨望し、妬み、自分を卑下する事は要らない。自分は自分ならではの有意義な人生を歩んで来ているのであるから自分には他人にない能力が既に開発されているからである。それを誇りに思って、また他の人は自分にはない能力を持っているのだから、それを尊敬すればよいのである。
 
 また他人が自分と同じ能力、意識を持っていないからと言って、軽蔑する事も要らないのである。それはその人のその部分の能力がまだ開発されていないに過ぎないからであり、そういう時はその相手の長所、即ち自分には無いその人において既に開発されている能力を拝み、讃嘆し、感謝すれば良いのである。

堀 浩二
by koujihori | 2006-01-13 08:25 | 潜在能力 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://joyfulness.exblog.jp/tb/2521901
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by at 2006-01-14 22:03 x
今、事務所に戻りました。今日はお疲れ様でございます。
堀様のおっしゃる通り、相手の良い面を賛嘆し、感謝すれば良いと思います。いわば「日時計主義」ですね。良い面を見る。これが肝要。
精進せねば!!!
Commented by koujihori at 2006-01-16 11:02
コメント有り難うございました。Yというイニシャルでどうぞと申し上げましたが、非公開コメントにすればY様のコメントが表に出る事はないので次回からはそうして下さってもいいと思います。

 それからこの日時計主義というのは言うは易し、行うは難しですね。私はこの事の本当の意味を、つい最近実感致しました。

 でも生長の家をやり続ける限り、この言葉が真に実行出来る日が必ず来ると思います。お互い頑張りましょう。
<< 神の国は我が内にあり そのままでよい(3) >>